十年もかかりたる仕事ゆえ、花の咲き方も大なり! ~木を植えた男と御木本幸吉

2020年05月06日 代表者BLOG

ジャン・ジオノの『木を植えた男』という話をご存知でしょうか。

 

不毛の荒れ地に一人で毎日ドングリを100粒植え、最後には大森林を生み出す羊飼いの話です。

 

私はアテネ・フランセという学校のサンテティックというコースでフランス語を学んだのですが、最近コースを見たらお試しの短期講習ということで「『木を植えた男』を読む」というものをやっていました。私がサンテティックに通っていた頃はコースの最後に課題文章を丸暗記して全員の前で発表というものがありましたが、第1課程ではサンテグジュペリの『星の王子様』の冒頭、第2課程ではカミュの『異邦人』の冒頭、最後の第3課程ではアルフォンス・ドーデの『アルルの女』という短編小説を全部暗記するという(今思えば)すごいことをやったものです。流石にドーデの小説を暗記したのはその期では私一人でした。

 

さて、冒頭の『木を植えた男』ですが、男は100粒ずつ、3年かけてまず10万個のドングリの種をまきます。その10万個のうち、2万個が芽を出し、男はその半分が駄目になっても、残りの1万本の柏がこの不毛の土地に根付くようになると考えました。そしてその後も30年以上、羊飼いは毎日ドングリを植え続け、荒地を豊かな森に変えていったということです。

 

日本にミキモトという真珠販売で世界一の会社があります…

 

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