心に種をまく ~マインドシーズという名前の由来とは?

2020年03月08日 代表者BLOG

スタッフからなぜマインドシーズはマインドシーズなのかと質問を受けたので、今更・・・と思いながら、ここで解説しておこうと思います。

 

もともと人材育成に興味があった私ですが、マインドシーズという言葉は直接的には「告別のロンデル」というフランスの詩が元になっています。

 


Rondel de l’adieu 告別のロンデル(さよならの詩)

Partir, c’est mourir un peu, 出立とは、少しばかり死ぬこと

C’est mourir à ce qu’on aime : それは愛する者に対する死

On laisse un peu de soi-même 人は自分を少し残していく

En toute heure et dans tout lieu. すべての時間、すべての場所に

 

作者はエドモン・アロクール(Edmond Haraucourt)、日本では冒頭を「出立とは、そこはかとなく死に似たり」と訳されることが多いのですが、これは誤訳です。死に少し似ているのではく、ここでは少し死ぬことなのです。私のフランス語の先生の一人だったアテネフランセの故・金子京子先生がよく口ずさんでいました。


C'est toujours le deuil d'un vœu, それは常に夢の終わり

Le dernier vers d'un poème ; 詩の最後の行

Partir, c'est mourir un peu, 出立とは、少しばかり死ぬこと

C'est mourir à ce qu'on aime. 愛する者に対する死

Et l'on part, et c'est un jeu, そして人は往く、それは戯れにすぎない

Et jusqu'à l'adieu suprême 本当の死に至るまで

C'est son âme que l'on sème, 人は自分の魂を蒔いていくのだ

Que l'on sème à chaque adieu : 別れのたびに蒔いていくのだ

Partir, c'est mourir un peu… 出立とは、少しばかり死ぬこと

Partir, c'est mourir un peu… 出立とは、少しばかり死ぬこと


 

「マインドシーズ」は…

 

続きはこちら